レスリング・マーチャンダイズ

子供用のTシャツサイズについて

RAWやSMACKDOWNをテレビで見ていると、子供たちもたくさん会場に来ていて、一生懸命応援していますよね。あの姿は、会場の雰囲気を間違いなく良くしているなぁとつくづく思います。

WWEのTシャツやキャップ、リストバンドでそろえた格好もかわいいなぁと思いながら、ネットで探してみると、子供用のWWE Tシャツを取り扱っているショップが日本に驚くほど少ないことに気付きます。

さらに、Tシャツのサイズがよくわからない・・・　『ユース』 とか 『キッズ』 とか 『ジュニア』 とか書いてあって、どのサイズを選べばよいのかわからないのです。

なので、私が皆様に代わってお調べ致しました。ここで、一通り説明します。

そもそもWWEのTシャツには色々な種類がある

大人用のTシャツサイズも含めて、いろいろな種類がありまして、そのシリーズごとに微妙なサイズの違いがあります。

Authentic Tシャツ 、 Basics Tシャツシリーズ 、 Top Rope Tシャツシリーズ 、 Limited Edition Tシャツ

主にこの4種類がありまして、基本的に大半が Authentic Tシャツになります。また、各シリーズの微妙なサイズの違いに加えて、取り扱っているTシャツサイズそのものが異なっています。

・Authentic Tシャツ　→　ユースMとL
・Basics　Tシャツ　シリーズ　→　ユースS,M,L,XL
・Top Rope　Tシャツ　シリーズ　→　子供用サイズ無し
・Limited Edition　Tシャツ　→　子供用サイズ無し

という風になっていますので、大人用と比べて、元々Tシャツの種類が少ない、ということはあります。
サイズの呼び方は『ユース』で統一されています。

Tシャツサイズに関する対象年齢はわりと決まっている

で、ネット上で調べてみますと、Tシャツサイズに関する対象年齢はわりと決まっているようで、

ユースS　→　6〜8歳
ユースM　→　10〜12歳
ユースL　→　14〜16歳

となっているのですが、『米国の基準であり目安です』という但し書きが必ずと言っていいほどついています。
せっかくここまで近づいてきたのに突き放されてしまいました・・・。

アメリカの子供と日本人の子供の体格

では、アメリカの子供と日本人の子供の体格は、それほど違いがあるのか？ということが次の疑問点になります。

これも調べてみたのですが、日本と違って、プライバシーなどの理由で、アメリカには子供全員の身長体重を測定したデータがないようなのです。

また、日本人はほぼ単一民族で構成される国家なのですが、アメリカはまさに人種のるつぼですので、人種によって体格が違うため、統一したデータを取ることに統計的な意味合いがあまりないようです。

しかし、一応それらしき、年齢に応じたアメリカの子供たちの身長と体重のデータを見つけましたので、日本の子供たちと比べてみます。

このデータを見る限り、それほど大きな違いはないように思います。子供たちは、1年間で5〜6cm背が伸びているわけですから。

ただし、決定的に違うのは体重でした。

小学生の中盤までは、3〜4kgくらいの違いですんでいますが、小学生後半から一気に体重差が大きくなっていきます。14歳では約10kgも差がついています。

体重の差は、体のどこに現れるかというと、これは大部分が胴体でしょう。

おなかのポッコリ具合も含めて、胴体の厚みが増しているわけですから、これはTシャツサイズの身幅に影響してきます。

結論

少々長くなってしまった調査をまとめてみますと、

・小学生中盤までは、それほど違いが無いので、米国の基準を信用する

・小学生後半からは身長の差はそれほどないが、体重差が大きくなってくるので、
　米国基準のTシャツサイズは、少々大きく感じる可能性がある。

具体的には、

ユースSサイズはそのまま日本の6〜8歳に対応し、
ユースMサイズは日本の10〜12歳だと少し大きく感じる可能性がある。

ただし、Tシャツには実際に着たイメージも含めてデザインされています。

例えば、ジョン・シナのパープルTシャツを着ていて、
少し大きい感じではあっても、ゆったり目で着ることが Cool な着こなしなわけですよね。

最後に一つ付け加えて言いますと、通常のレディースTシャツよりも身幅が大きく、
着丈が少し短いボックスシルエットが、ユースサイズTシャツの特徴でもあります。